エンジニアらしき人のひとりごと

100人中100人は興味を示さなくても、100万人居たら1人くらいは面白いと思ってくれそうな、重箱の隅をほじくってみるブログ。

ASUS ZenPad 8.0(Z380M)に搭載されている、DTS Headphone:Xという技術

※2016/07/24 一部修正しました

 

ASUS ZenPad 8.0(Z380M)には、DTS Headphone:X というのが搭載されています。

これ、何?

これは、ざっくり書くと「普通のヘッドホン(左右の2ch)で、まるで前後左右のスピーカーに囲まれているかのような、最大11.1chのサウンドが楽しめる」という技術です。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
本ページは、これらの記事などを私なりに解釈してまとめたものです。
 
この「普通のヘッドホンで」というのがポイントで、普通の5.1chや7.1chの音声データに特殊な処理を施すことで、まるでスピーカーに囲まれて音を聴いているかのように錯覚させる音を、ヘッドホン(左右2つのスピーカー)から鳴らすというものです。
 
ちなみに、ブルーレイ(BD)のソフトの一部では、DTS Headphone:Xの音声データも入っています。 
他の方のブログですが、どう感じるかは人それぞれのようですね。
 
で、普通でないヘッドホンとは、例えば下の機種のような、ヘッドホンが7.1chの音声データを受け取って、その内部で特殊な処理を行って音を鳴らすタイプのことでしょう。
SONY 7.1chデジタルサラウンドヘッドホンシステム MDR-DS7500

SONY 7.1chデジタルサラウンドヘッドホンシステム MDR-DS7500

 
パナソニック 密閉型ワイヤレスヘッドホン ブラック RP-WF7-K

パナソニック 密閉型ワイヤレスヘッドホン ブラック RP-WF7-K

 
安くても15,000円を超えるようで、(私にとっては)なかなか高価なお値段です。
ということで、「DTS Headphone:X」では、普通の安価なヘッドホンでも、耳元ではなく、まるで実際に複数台のスピーカーから音が鳴っているかのように聞こえるようにする、ということが目的です。
さらに、その仮想的なスピーカーの位置を自由に変える(ようにデータ処理する)ことで、より自由な音を再現させることができます。
 
一応、「DTS Headphone:X対応」を謳っているヘッドフォンもあります。

これは、「普通のヘッドホンだけど、音の位置をより再現できるようにチューニングしている」ということです。

体験!

Z380Mでなくても、他のAndroidでも、iPhoneでも、この技術の効果を体験することができます。
以下のサイトのアプリ「Music Live」を使います。
インストール後、アプリを起動して左上の歯車アイコンで設定を開きます。一番上の「サウンドチャンネルチェック」は、前方左右・真横・後方左右に置かれたスピーカーからの音を再現した音が流れます。そしてその下の「DEMO MUSIC」では、サンプル曲が流れます。手拍子とか、ハッとするかも。それ以外は、購入が必要な曲です。
 
それらしく聞こえたでしょうか?
耳に挿入するタイプ(カナル型)のヘッドホンよりも、耳を覆うタイプのヘッドホンの方が分かりやすいかも?
私は、前方左右と真横の違いは感じましたが、後方のは分からなかったかな…。耳かヘッドホンが悪い?電器屋でRP-HX550使って聞いてみたら、なんとなく分かったので、ヘッドホンによる差もあるようです。
 
なぜ普通の(DTS Headphone:Xに対応していると謳っていない)スマホでもこの技術が体験できるかというと、いま鳴らした音声データには動画を作るときに「特殊な処理」を施していることと、(おそらく)アプリでその音声データにさらなる処理をしているからです。
 
DTS Headphone:Xの音声を出力するアプリは、今のところ「Music Live」しか見あたりません。ということで、他のスマホタブレットでは、このアプリで提供する音声しか、DTS Headphone:Xによる7.1chサラウンドが体験できない、ということになります。ちょっと物足りないですね…。
 
そして、Z380MにはDTS Headphone:X が搭載されている、と謳われています。
英語版のASUSのサイト(We'll be back.)には、こう書かれています。
DTS Headphone: X delivers a full 7.1-channel virtual surround sound experience, making all content sound better over any headphones.

つまり、Z380Mのヘッドホン端子から出る音は、全て「DTS Headphone:X」の特殊な処理が施されている、ということのようです(只今問い合わせ中)。

全ての音声に処理されるのなら、思う存分7.1chの音声や映画を楽しめますね!7.1chの音声や動画って、どこにあるんだろう?

(2016/07/24 削除しました)

ASUSに問い合わせたところ、「DTS Headphone:Xのコンテンツでないとダメ」なのだそう。じゃあ、対応と謳ってない他の機種と、どう違うの??というところですね。 

謎は深まるばかりです。取り急ぎ、更新まで。

 


 

ASUS ZenPad 8.0 セカンドインプレッション

ASUSの格安タブレット ZenPad 8.0 Z380Mを使って1週間経ちましたのて、もう少し感想書いてみます。何かの参考になれば。

気づいたことで、公式サイトには無さそうな情報を、いくつか。
  • Bluetooth aptXに対応(aptX対応のヘッドホン・オーディオレシーバーに高音質で繋がる)
  • Bluetooth PANに対応(他のスマホ・ケータイなどを親機としたBluetoothテザリング通信ができる。私は、時々PHS(WX12K)経由でネットしてます)
  • 購入時のストレージの空き容量、よく見てなかったけど、8GBは空いてた気がする
  • 画面は見やすい
  • ホーム画面のスクロールとかGoogleマップの操作が、ひっかかりもなくスムーズで○
  • ホーム画面(ZenUI)は、Nexus7と同じ感覚で使えて、シンプルで使い易い
  • ZenUIに関して、画面上端から下方向にスワイプすると出てくる、「クイック設定」はボタンが大きくて押しやすい。f:id:tokieng:20160717143455j:image
  • クイック設定に、メモリの空き容量も出てくるのはなんだか安心。
  • クイック設定の「Wi-Fi」と「Bluetooth」は、長押しすると機器名の一覧が出てきて、接続先を選ぶことができるので便利
  • でもBluetoothは、切断もクイック設定から行いたいなぁ
  • 「ファイルマネージャー」がプリインストールされているのは便利
  • Googleドライブは、2年間の100GB使用権をくれるはずだが、何度やってもアプリがエラーになって完了せず(いまだけ?)
  • スクリーンショットは、無音で○
  • ここまで基本的なアプリが揃ってたら、任意のIMAPサーバーに接続できるメールアプリも欲しい気もする
  • Puffinというブラウザもインストールされているが、使わないので削除した
  • SDカードの抜き差しには、背面カバーを外す必要があるが、カバーが壊れそうなので、取り付けたら交換しない前提で(デジカメの写真を気軽にタブレットで見たかったのに、残念)
  • スピーカーって、縦画面時では正面上部の1箇所のみなのね。そこそこ悪くない音出すけど。

ということで、他の機種はよく知らないけど、この価格帯でこの出来は満足度高いと私は思ってます。

ASUS ZenPad 8.0 (Z380M) インプレッション

ASUSの8インチAndroidタブレットASUS ZenPad 8.0 (Z380M) を購入しました。Wi-Fiモデルです。

 

エイスース 8型タブレットパソコン ZenPad 8.0 Wi-Fiモデル (ブラック) Z380M-BK16

決め手はなんといっても、19,800円前後でこのスペック。特に、メモリ(RAM)を2GB積んでいるのは、かなり安心。 

  • Android 6.0(Marshmallow)
  • 8インチ IPS液晶 1280x800
  • MediaTek MT8163 プロセッサー
  • メモリ 2GB
  • ストレージ 約16GB
  • Wi-Fi 802.11a/b/g/n
  • Bluetooth 4.0
  • 背面カメラ・前面カメラ
  • microUSB端子
  • SDカード挿入可能
  • GPS、各種センサ
  • 重さ 350g
  • ATOK プリインストール 

2万円前後のタブレットの名機、Nexus 7 (2012)を4年ほど使っていましたが、ようやく次のタブレットが見つかった気分です。

このNexus7 (2012)の16GBモデルという古い機種との比較ですが、

  • 解像度そのままで、画面サイズアップ(7インチ→8インチ)
  • メモリ(RAM)倍増
  • CPUも新しいので快適
  • 内蔵ストレージの容量は、そのまま
  • 重さはほぼ変わらず(340g→350g)
  • SDカードスロットがある
  • 背面カメラ増えた
  • そしてカメラアプリもあらかじめインストールされている。QRコードも読める
  •  日本語入力ソフトとして、ATOKもインストール済み
  • そのほか、ゼンリンの「いつもnavi」やFacebookアプリなどが勝手にインストールされる

あと、たまたまなのか、液晶保護シートが同梱されていました。 

Bluetoothは、予想外にaptXに対応しています。私はエレコムLBT-AVWAR700を使って、古いスピーカーに音楽を飛ばし聴いているので、これは嬉しい!


f:id:tokieng:20160712130956j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

で、気になった点といえば、

 

  • ASUS製アプリの日本が変(英語の直訳っぽい)
  • ディスプレイが8インチなのに、解像度が1280x800というのは、PC向けサイトを見るときに極端に小さい字は潰れて読みにくくなってしまう(まぁダブルタップでスムーズに拡大できるので、それほど苦痛ではないですが)
  • NFCが付いていないので「Androidビーム」も無く、「スマホで見ているWebページを引き続きタブレットで見る」が簡単に出来ないのが残念。
  • …と思ったが、「Bluetoothで送信」でだいたい同じことができるので、まぁ気にしない。(2016/7/15追記)
  • SDカードの抜き差しには、背面のカバーを外す必要があるが、たくさんの爪で固定化されているので、外しづらい。爪も壊れやすそう。
くらいかな。
あと、「ASUS ZenPad 8.0」はシリーズ名であって製品名ではないのに、注意が必要です。「Z380M」であることを、確認しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blu-Spec CD と SHM-CD と。(後編)

この記事は後編です。まずは前編を

 

・・・前編公開から、だいぶ長いこと空いてしまいましたがw

 

■パソコンで読み取り比べ

聴き比べ体感! Blu-spec CD×CD クラシック編

の、Blu-Spec CDと、普通のCD(以下、ブラックCD)とを、パソコンに取り込んで(WAV形式)データ比較してみた。

この2つは、あくまでも「CD」の製造に関する違いのみのはずで、データとしては全く同じはず。

 

読み取り環境(自作PC

・BD/DVD/CDドライブ Pioneer BDR-207M (SATA接続)

マザーボード MSI G45M

・読み取りソフト Cyberlink Power2Go (BDドライブについていた)

・比較ソフト WinMerge

 

比較方法

1. Power2GO で各CDの各トラックを、WAVファイル(CD上のデジタルデータそのまま)として取り込む

2. Blu-Spec CD と ブラックCDを、WinMergeで比較

 

比較結果

1曲目~10曲目まですべて、差分なし。

ということで、データとしては全く同一!(結果①)

 

そして、取り込んだ2つのWAVファイルを、パソコン上で聞き比べてみた。

つまり、CDを直接パソコンで再生するのではなく、パソコンに保存したデータをパソコンで再生してみた。

 

うーん、差は感じられず。

 

■パソコンで聞き比べ

デスクトップパソコンで、両方のCDを、CDから直接再生して聞き比べしてみた。

・BD/DVD/CDドライブ Pioneer BDR-207M (SATA接続(デジタル))

マザーボード MSI G45M

サウンドボード なし(マザーボード オンボード

・再生ソフト Windows Media Player (Windows7)

・スピーカー BUFFALO BSPKMA01SVA(安いスピーカーです)

 

→Blu-Spec CD と ブラックディスクに大きな差はなし。(結果②)

 (このスピーカーで音楽を楽しむのに難ありかw)

 

ここまでを整理すると、

・Blu-Spec CDとブラックディスクは、CDプレイヤー(PLE-1510)で聞くと音に違いがあった。

・2つのCDに記録されているデータは全く同じ

・全く同じデータをパソコンで再生(音に変換)すると、音に違いは感じられない

 

■仮説

以下の2つの仮説を考えた。

仮説1. CDプレイヤー(PLS-1510)のアンプ部が悪いから、スピーカーから出る音に違いが出る。

仮説2. CDドライブとアンプ部の組み合わせで、音に違いが出る

 

 ■仮説を検証する

仮説1が正しいかどうかを確かめるために、以下の環境で聞き比べした。

○BDレコーダー+PLS-1510

・BDレコーダー Panasonic DMR-BW770

・アンプ BOSE PLS-1510

・スピーカー BOSE 101IT

BDレコーダーとアンプは、光デジタル端子にて接続。

CDはBDレコーダーで読み込む→光デジタルケーブル経由で音信号をアンプに渡す→アンプが音に変換する。という流れ。 

 

もしアンプが原因だとしたら、この環境でも音に差はあるはず。

 

結果、Blu-Spec CD と ブラックディスクに大きな差はなし。(結果③)

 →仮説1は成り立たず。

 

ということは、もう仮説2しかない。

言葉を変えると、CDドライブがCDデータを読み取り、アナログにする過程で音が変わった、と。

 

ここで、CD製造方法の違いが効いてくることになる。つまり、

 

裏面の凹凸が読み取りづらいCD→CDプレイヤーは、読み取りを再度試みる(同じところを読み直す)&補正処理を行う→CDプレイヤー内部で電気的ノイズが発生する→音声のアナログ信号にノイズが乗る→ノイズで音が悪くなる

 

裏面の凹凸が読みやすいCD→CDプレイヤーは、苦労せずに音を鳴らすことができる→電気的ノイズが少ない→ノイズ少ないので音が良いまま

 

という効果が表れていると推測される。この推測は、これまでの結果と一致する。

 

・Blu-Spec CDと、そうでないCDは、同じCDプレイヤーで再生したときに、音が変わる(前編より)

・デジタルデータとしては全く同一(結果①より)

・デスクトップパソコンの場合、筐体が大きいため読み取り時のノイズの影響が小さくなり、2種類のCDの音は変わらなかった(結果②より)

・CDを読み取るドライブ(プレイヤー)を、アンプ部(デジタル→アナログに変換する)と分離すると2種類の音は変わらなかった(結果③より)

 

■結論

CDは、製造方法の違い(材料や製法など)によって、音に影響がでるケースがある。

そのケースとは、CD読み取りの過程で発生したノイズがアナログ信号に影響がでるような機器で再生する場合。

 

そういえば、安いラジオにスマホを近づけると、ラジオのスピーカーから、「ピー」「キー」とか雑音が出ることがある。デジタル機器の発するノイズは、無視できない存在なんだなー。

Blu-Spec CD と SHM-CD と。(前編)

高音質のCDというのがあるらしいことを知りました。

ネットでいろいろ情報を探しても、感情論ばかり出てくるので、いろいろ試したことをまとめてみました。

 

■いきさつ

事の発端は、ある日の新聞の広告。こんなのを見つけた。

 

 

 

SHM-CD??

新しいCDの規格か?そんなのに対応したプレイヤーなんて持っていない・・・。

なのにそんなSHM-CDが付いた雑誌なんて誰が買うんだろう。

とおもったら、SHM-CDはどんなプレイヤーでも「高音質で再生できる」ものらしい。

 

あやしい。すごくまゆつばな気がする。デジタルなんだから、そんなはずない・・・。

私もデジタルを学んでデジタルで飯を食ってる身。にわかには信じられない。

 

高音質なものといえば、SACDというのは知っている。スーパー・オーディオ・CD。これは音声のデータ量がCDよりもはるかに大きいから、高音質なのは当然。でも再生にはSACDに対応したプレイヤーが必要で、高価。

まさか普通のプレイヤーで高音質になんてなるわけない・・・。

 

でもまぁ聞き比べてみないと、なんとも言えないなぁと思ってたら、ちょうどよいのを見つけた。

 

 

全く同じ音声データが入った「普通のCD」と「SHM-CD」のディスクが入っていて、聞き比べができるというもの。

 

ついでに、「高音質CD」としては他にもBlu-Spec CD、HQCDというのがあるらしい。

それも聞き比べができるものがあったので、買ってみた。

 

聴き比べ体感! Blu-spec CD×CD クラシック編

聴き比べ体感! Blu-spec CD×CD クラシック編

 

 

■音楽CDのしくみ(ざっくりと)

CDの裏のテカテカしている面をよーく見ると、CDの内側に同心円状に点線の溝が並んでいることが分かります。

ごめんなさい、目では見えません。電子顕微鏡で見えるレベルです。

この点線状の溝は、くぼんでいるところとそうでないところがあって、くぼんでいるかいないかで、「0」と「1」を表現しています。CDはデジタルで音を記録するので、この凹凸によってCD上に「0」と「1」を記録しているのです。

この溝は透明なプラスチックに彫られています。溝にほこりや傷が付いてはいけないので、CDの内側にあります。

そしてCDプレイヤーからレーザー光をあてて溝の凹凸を読むので、レーザー光を反射させるための「反射膜」があります。だからテカテカしているんですね。

CDをざっくりと三枚おろしにすると、

 (表)ラベルのある面→反射膜→透明なプラスチック(裏)

ということになります。

 

つまり、CDには、透明なプラスチックに彫った穴が並んでいて、反射膜で反射させているのです。

 

■「高音質CD」がやっていること

音楽CDとして普通のプレイヤーで再生するためには、SACDのようにデータ量を増やすわけにはいかないので、各社それ以外のところに工夫をしています。

 

SHM-CD:「透明なプラスチック」をもっと透明にしてみた

 参考:http://shm-cd.co-site.jp/about/index.html

・Blu-Spec CD:「透明なプラスチック」に彫る溝を、くっきりはっきりしてみた

 参考:http://www.blu-speccd.jp/about.html

・HQCD:「透明なプラスチック」をもっと透明にして、反射膜をもっとテカテカにしてみた

 参考:http://www.hqcd.jp/hqcd/

 

■本題

ということで、聞き比べてみた。


 

再生環境

・プレイヤー BOSE PLS-1510

・スピーカー BOSE 101IT

・被験者 私(音楽に疎い)

 

■聞き比べ

聞き比べ対象は、聴き比べ体感! Blu-spec CD×CD クラシック編

まずは普通のCD(レーベルが黒かったので、以下ブラックCD)を聞いてみた。

ブラックCDが、ひどすぎ・・・。低音も高音も、物足りない。まるでフィルターでもかかっているよう。スピーカーに膜でも張ったかのような。

そしてBlu-Spec CDを聞いてみた。

 

え?まじ?

 

というくらい、全く異なっていた。 ∑( ̄0 ̄;

 

なんということだ!!

すごくクリアで、低音も高音もしっかりしてる。

素人でもこんなに違いが分かるなんて。

ソニーミュージックの普通のCDはこんなにひどいのか?と思うほど。

 

これは「聴き比べ体感! Blu-spec CD×CD クラシック編」の「普通のCD」(ブラックCD)がひどいに違いない。ということで、同じ曲のほかのCDと比べてみた。

 

たまたま手元にあったのが、これ。(以下、CANYON版)

 

 

ということで「ショスタコーヴィチ 交響曲第5番第4楽章」で順位をつけてみると、

 Blu-Spec CD > CANYON版 > ブラックCD

となった。ひどいぞ、ブラックCD(笑)。

 

デジタル云々は、今後検証しよう。

ここで言える事は、「音に差が出るのは間違いない」ということ。

 

ちなみに、「これがSHM-CDだ!クラシックで聴き比べる体験サンプラー」 は、それほど大きな差は感じられず(普通のCDの質もよかった)。SHM-CDも確かによいような気がする。気がするだけかもしれないが。

なお、HQCDの聞き比べCDは、まだ届いていないので聞いてません(苦笑)。

 

ということで、後編に続く。

 

 

tokieng.hatenablog.com